2013年1月24日木曜日

笑われたっていい

どうしても捨てきれない
どうしても叶えたい
ことが、あるのだ。


年が明けてから、何度も何度も思い返して、思い返す度に確固たるものへと形を為している思いがある。

答えはきっと、ずっと前からわかっていたんだよな。
足りなかったのは勇気と決断力、それだけ。

いつまで生きていられるかなんて、わならない。
だったら後悔しないように進むしかないんだ。


憧れとか理想とか、綺麗なものだけを信じてる夢見てる訳じゃなくて
汚いもの、考え、裏切り、深い地の底、そこから目を背けたい訳でもなくて

そんなことじゃ、なくて。




なんて、強く思った、夜更け。

静寂というノイズの中で。

2013年1月16日水曜日

記憶を重ねてゆくこと

一年前、すごく印象に残る出来事があった日。

それから一年経った今年、その日がまた、素敵な日になる。
大好きな人たちの大好きな音が、この世に産声をあげる日に、なる。

こうして振り返ってみると、
一年なんてあっという間で、
でも、この一年で確かに私は変化を遂げていて。
まわりの人たちも、事柄も環境も、変化を遂げていて。

一年前の鮮やかな記憶は未だ消えず。

けれど、それは確実に過去のものへと姿を変えている。



私はたぶん、人よりも"日付"に関する記憶が濃いのだと思う。

大好きなアルバムが発売された日。
大好きな人たちと出逢った日。
ピアスを空けた日。
函館へ一人旅へ出掛けた日。
初めてレコーディングをした日。
初めて、あのバンドやこのバンドのライヴを観た日。
もしかしたらもっと早くに出逢えていたかもしれない人たちと、入れ違いになっていた日。

などなど。
日付まで克明におぼえている日もあれば、ふんわりの時期でおぼえていることもあり。
(でも多分、その"ふんわり"は他の人からしたら細かい部類なのだと思う)


忘れりゃいいのに、なんか、おぼえていてしまうのね。
無駄なメモリを使っている気がして、なんか悔しくなったり。



ある日付に関する記憶が、年毎に上書きされてゆく感覚って、
うれしいのと、せつないのと、半々です。
それが恋愛と関係していると、殊更せつなさが増したりします。


忘れるって、才能だと思うのよ。

そして、忘れられないのも、才能だと思うのよ。





一年前の出来事を、

あとどれ程の歳月を生き続ければ、
私は忘れられるのでしょう。

2013年1月12日土曜日

融点に達する瞬間を待っている

寂しい、も
せつない、も
雪のようであると、思うのです。

抗うことも出来ないのに
降りしきって、
積もり、重なっていく。

けれど、いつしか、
その降り積もった哀しみは、
解けてゆく。


誰かの、
こころに、
体温に、
声に、
愛に、
ふれた瞬間。


ゆえに、人はいつも春を、待っている。




また綺麗事、御託を並べた幼稚な発言かと。もしかしたら誰かにそう思われているかもしれないけれど。
幼い頃から、綺麗じゃない世界、歪んだ世界、暗い陰りの部分を見せつけられて、その渦中に放り込まれて育ったからこそ。
どいつもこいつも愛だの恋だの希望だの綺麗事ばっか抜かしてんじゃねえよ、なめんな、そう思って生きた時期が長くあるからこそ。

巡りめぐって、
自分と、
私を取り巻く日常と、
向き合ってなお、そう思うのです。

ひとは、愛を背負って、
生きて、
活きて、ゆくのだと。




すべての人に好かれようとか
嫌われないように生きていこうとか
思ったりするけれど、それはやっぱ無理が生じることで。

人間だもの、誰にでも、
合わない人、わかり合えない人、いると思う。それは仕方の無いことで。

けれど、
「この人には、自分のことをちゃんと知ってほしい、認めてほしい」
って思う相手には、知ってもらう努力をしなくちゃならんのだなーと
とても、思います。

ひとりの人と向き合って、自分を知ってもらう、努力。
そして、相手のことも知ろうとする、努力。



それが実現できたら、
寂しさもせつなさも、解けてゆく日は、きっと来るんじゃないかと。
そう、思ったりする。



まだまだ寒い日はつづいていくけれど、
いつか、自分のこころの奥にある凍てついた部分が解けることを。
自分の哀しみを解かしてくれた人が持っている傷を、癒してあげられるようになることを。

そんな明日を期待して、生きてゆく。

融点に達する瞬間を、待っている。

2013年1月3日木曜日

目を背けるなと言われているようだ

逢いたいときに
逢いたい人に
逢えるだなんて。


それが、当たり前に叶っている人もいれば、
それが、一番の贅沢だったりする人もいるわけで。

ずっとこの人と一緒にいたい、という想いから結婚を決意する人、
傍にいることは難しいけれど、相手を支えたい、守りたいから結婚を選択する人、
気づいたら当たり前に隣にいてくれて、自然に結婚に至る人、

いろんな人が、私のまわりには、います。
そのどれもが、素敵なことだなあと、思います。


去年、私のまわりで結婚した人、婚約した人、数えたら結構な人数で。
もちろん、心の底からおめでとうと思っているのだけれど、

自分に置き換えると、溜め息が、出ますな。。笑


いろんなことが難しいし、
いろんなことが壁になっているし、
いろんなことが、

とか、思った。
都内の、自宅マンションにて。


私のアイデンティティはどこにあるのか。
音楽がなきゃ生きていけないけど、それだけじゃやっぱ嫌だなーとも思ったりする。音楽の他にいっさい何もない人生は、不完全だなあと思う。
(いや、完全な人生なんてそもそも存在しないと思うが)

ひとりで闘う強さと、
ひとりで生きることは出来ない、と認める強さと。
どちらも、必要なんだなあ。

そんなことを考えさせられた、今回の帰省でした。
濃かった。。笑