おお…夜がずれてきているなあ
ハイペースで更新するというのは、なかなかヘビーな課題でした。。無理せずゆっくり、じっくり更新していこうと思います。すみません。
第二夜、まずは想いを綴る。
ゆきちゃん、藤さん、今村さん、花奈江ちゃんについて。
***
◆滋野有紀子
ゆきちゃんと出逢った日のことは、鮮烈におぼえている。去年の秋、10月。
ギターを抱えた彼女の「歌」に、私のアンテナが一瞬で反応した。瞬発力。
似ているな、と思った。自分と。根っこの部分が。
同じ海抜に棲んでいる子だなと、思った。
同じバンドが好きで、同じように独りで歌をうたい、闘う者同士。
妹のような、だけどたまに私よりも大人びていて、それでいて同じ目線で、同じ視線でぶつかりあうことが出来る…
魂の響き方が似ている人だと思っています。滋野有紀子は。
あと、とても頭がいい子。客観的すぎるくらいに客観的にものを見れる子。私と正反対。でも、心の奥底に沈んでいるものの色は一緒。
どうしよう、ふわっとした表現になってしまったけれど(そして具体的な説明をしないのは、敢えてなのだけれど)
私がゆきちゃんに想うことは、こんなに魂が響きあう存在っているんだなあ、ってことで。ソウルメイトだなあ。
悲しいまま幸せにならなくちゃいけない、
だから、なろう。幸せに。
滋野有紀子とは、きっと、ずっと、死ぬまで一緒にうたっていると思う。
***
◆藤慎太郎(明星[Myojyoh])
藤さんは、私にとって「灯台のあかり」みたいな人。
私が、以前やっていたバンドが解散して、独りで戦い始めて間もない頃
歌、声、曲、詩、何もかもの自信が無くなって何も信じられず、でも、それでもがむしゃらに歌うしかない、みたいな
“誰か”とじゃなく“自分自身”と闘わざるを得ないような、ある意味修羅の時期に、手を差し伸べてくれたのが藤慎太郎でした。
藤さんとの出逢いも印象的で、去年の6月
私が人生で二回目のピアノ弾き語りライブをした時、対バンにいたのが藤さんのユニット「明星」でした。
その時初披露した曲「Parfait amour」の歌詞を、藤さんが絶賛してくれて。
そこから、当時歌える場所がなくて苦しんでいた私を対バンに誘ってくれたり、素敵なミュージシャン、お客さんと出逢わせてくれたり
今では、歌詞トークをしたら止まらない、気の置けない大事な友人になりました。私のライブでギターサポートもしてくれたり。悩んでる時はいつでも相談に乗ってくれるし。
彼のおかげで、早い段階で「独りでもやってこう」って腹を括れたんだと思う。
常に切磋琢磨しあえる、素敵な仲間だと思ってます。ありがとね。
***
◆今村公昭(弘前Orange County)
今村さんには、大学時代からずっとお世話になっています。
地元・弘前のライブハウス「Orange County」のマスター。
とは言っても、大学時代は全然思うように音楽活動をすることが出来なかったので
実は今村さんとの交流が深まったのは 、大学を卒業して上京してきた後だったりします。前やっていたバンドで、本格的にお世話になりはじめたんだよなあ。
いつお会いしてもアツい男だなあと思います。音楽、人生、恋愛、なんの話をしてもアツい。今村さんと飲むのはいつも楽しいです。
いろんな悩みや葛藤を抱えてここまで走ってきた私のことを遠くから見守っていてくれて、ダメ出しもビシバシしてくれる、頼りがいのある存在。弘前の父、的な。
実は、「Parfait amour」が出来たのは
去年の春、今村さんと友達と3人で飲んでいた日の帰り道、(たぶん結構酔っぱらっていらした)今村さんが熱弁していた、ある一言が きっかけになっています。
今も時々そのことばを思い返して、初心にかえってみたり、しています。
今回のコメントをお願いした時も、歌詞を読んだ段階で感想メールをくれたりして。
そういうところが、とても素敵。
弘前に帰ったら、また歌わせてくださいね。いつもありがとう!
***
◆三上花奈江(fill.)
かなえちゃんは、私の憧れのヴォーカリスト。
彼女にだけは敵わないって、ずっと思っている。魅力的な声と圧倒的な歌唱力を持つ、私の大好きな歌うたい。世界中の女性ヴォーカルの中で一番好きです。彼女の歌が。
同じ大学に通っていたけれど、仲良くなったのは社会人になってからだったなあ。私があまりにも彼女のファンすぎて(笑)、共通の友達に紹介してほしい!と頼んだのでした。
かなえちゃんが昔やっていた、Fiction tellerというバンドの曲を聴いて。
一目惚れならぬ、一聴き惚れ。
ヴォーカル同士としても、友達同士としても、女同士としても
かなえちゃんにはたくさんお世話になったし、たくさん救ってもらった。つらかった時に飲みながら話を聞いてくれて、その時一緒に食べたごはんがすっごく美味しくて、
とてもつらいし悲しいけど、かなえちゃんが友達でいてくれるならきっと大丈夫だって、そう思ったことを、今でも覚えています。
(ちなみにその時かなえちゃんは、約2 0度のリキュールをストレートでオーダーした私を見て「わぃ〜、なんぼ酒飲みなのよ!(津軽弁)」と引いていたのだった)
憧れの存在であるのと同時に、負けたくないなあって思う。ライバル!
彼女が弘前でやっているバンド「fill.」がとても良いです。好きです。いつか対バンしたいなあ。
コメント、たくさん書いてくれてありがとう。予想以上に、佐藤静奈という歌い手は、かなえちゃんに愛されてるんだなあと思いました。うれしかった。
***
第一夜に比べて長くなりすぎたでしょうか…今日はPCで書いてるから、スタイリッシュにまとめたつもりでも、まとめきれていないかもしれない。笑
さて、曲にふれる。
こんだけ「Parfait amour」の話をしたんだから、もちろん…と思わせといて
曲順遵守です。この曲。
***
◆ブルー ラグーン
去年の10月に出来た曲。
このブログをさかのぼっていくと、ちょうど、ブルー ラグーンを作り始めた頃〜曲が完成した頃、までの記事が数件あがっています。
私にしては珍しく、制作過程がブログに記された(偶然だけど)曲です。
「愛を希う強さがあれば 僕はまだ変われるだろうか?」
の、一節自体は、去年の5月頃から頭の中を浮遊していて
その頃私は、愛についてめちゃくちゃ悩み考えていて。ここにきての今更感がすごいけど、エーリッヒ・フロムでも読もうかと思ったくらい。
悩みつづけて春が終わり、夏が過ぎ、秋になって
そして、この曲が生まれたというわけ。
ライブによくきてくださっている方は、新譜を聴いてびっくりすると思います。アレンジが!こうなったのね!と。新鮮な気持ちになると思う。
(事実、曲を聴き込んでくれている藤慎太郎が「不思議!」を連発していた。笑)
この曲が書けたことで、ひとつ、自分の使命が果たされたというか
心の奥底で言いたくて言いたくてたまらなかったことが、やっと解放されたような、そんな気持ちになったことを、おぼえています。
ちなみに、去年、古い付き合いの人たちと飲んでいた時に
ある人がブルー ラグーンの歌詞を読んで
「この曲は、僕が今まで生きてきたことの証だよ」
と言ってくれたのですが
その言葉を聴いて、いい大人が3人、夜の横浜で号泣したという逸話もあります。
とても、大事な曲。
0 件のコメント:
コメントを投稿