2013年12月25日水曜日

【12/31@弘前Orange Countyの告知】

おかげさまで、
12/21@渋谷La.mama
12/22@北初富Handwired Garage
の、二本のライヴは無事に終了いたしました。
お越し下さった皆様、ありがとうございましたヾ(*´∀`*)ノ!

そして立て続けですが、年内最後のライヴ告知でございます!
故郷、青森県は弘前市にて。ピアノ弾き語り。
私の誕生日に、ライヴに出ます。笑

***
12/31(火)
COUNT DOWN LIVE 2013-2014

弘前Orange County(青森県)
open 17:30/start 18:00

チケット 前売500円、当日700円
(別途ドリンク代)

【出演】
平蓮士郎、毎日アルパカ、NANCY BRoTHERs、佐藤静奈、HARLEY QUINN、Mackey~まっきー〜、CЯLASH DUMMY、t9n

【補足】
・出番は20:00〜20:30の予定です
・CD販売、歌詞カードの配布はいつも通りに行います
***

大学時代にお世話になっていたライヴハウス、Orange Countyで久しぶりに歌わせていただきます!
弾き語りとしては初出演です。

マスターの今村さん、地元の友人たちに会えることが、何よりの楽しみ!
普段なかなか弘前で歌うことが出来ないので、良いライヴをしたい所存。

この日を今年の集大成にして、26歳最初の歌い始めで良いスタートを切りたいと思います!笑
ご予約、お待ちしております♡♡

よろしくお願いしますヾ(*´∀`*)ノ

2013年12月20日金曜日

【12/22@北初富Handwired Garageの告知】

12/22@北初富HWGでの、ライヴ告知です。
ピアノ弾き語りで出ます。関東でのライヴ納めになりますので、みなさま是非よろしくどうぞ!

***
12月22日(日)
北初富HandwiredGarage
(新京成北初富駅徒歩 3分、http://hwg.jp)

open 18:00/start 18:30

チケット 1.000円(高校生以下500円)
ともに別途ドリンク代

【出演】
佐藤 静奈/高橋 祐哉/中川テツタ/明星[Myojyoh]/小林 祥臣/古木 衆

【補足】
・トップバッター!出番は18:30〜18:55です。

・12/14@Cafe bruxaで対バンした、明星の藤さん&高橋祐哉くんとまた共演します。仲良し!笑

・久しぶりに、あの曲を歌います。

・しかも、手ぶらで。

・乞うご期待!!!!
***

バンド時代のアルバム、『感情の降る、』をRECする際にお世話になったスタジオ。
オーナーの今泉さん、スタッフのナギサさん、そして共演の皆様、このスタジオに集まる人はみんな、あたたかい。
大好きな場所です。

半年ぶりに出させていただきます。
大事な大事な新曲を、どうしても年内にこの場所で鳴らしたくて
関東でのライヴ納めの場所を、ここにすると、決めました。

ご予約、がんがんお待ちしておりますヾ(*´∀`*)ノ
よろしくお願いします!

【12/21@渋谷La.mamaの告知】

ブログを持ちながら
今までなぜ、この使い方をしてこなかったのか。。
アホです。

明日あさってと、二本、ライヴを控えております。
まずは、12/21@渋谷La.mamaでのライヴ。
ご予約、まだまだ受け付けております!よろしくお願いしますヾ(*´∀`*)ノ


***
音楽夢中ステーション MASA vo.11 〜大忘年会〜

12/21(土)@渋谷La.mama
open 17:30/start 18:00

【出演】
佐藤静奈/納庄智大/溝手研/円トラス/YAYA/西平あみ/めもり。/柳田真帆/DJ TAKAO(Signal)

チケット 前売2,000円/当日2,500円
(ともにドリンク代別途)

【補足】
・出演予定時刻は20:55〜21:15、トリです。

・8月に行われたLUNKHEADコピバンコンテストで、ともに新宿LOFTに立たせていただいた
「もぎたて!りんご畑」の二人をサポートに迎えてお送りします!

・そして、そのコピバンコンテストで
LUNKHEADメンバーに直々に頼まれてDJをしていた、DJ TAKAO氏をゲストでお招きしています。
開場(17:30)から開演前&各出演者の転換中にDJをしてくれます。
彼が一番働くのは17:30〜の30分間なので笑、ぜひお早めにおいでください◎

・多数の歌い手が集まる夜、お時間がありましたらぜひ最初から最後まで楽しんでください!

・CD販売(4曲入り800円)、会場限定歌詞カードの配布(無料)もいつも通り行います。

・歌詞カードは全部で5種類。10/19のライヴで初披露した、新曲の分もご用意しています。

・ライヴ中、私は基本的に物販スペースにおります。気軽にお越しください!
***

翌22日もライヴなのですが
21日と22日で、セットリストがガラッと変わります。
合計8曲のうち、両日ともに演る曲は、たった1曲。

その1曲が、いまの私の、すべてです。

命を削って
魂込めて
二年の歳月をかけて産まれた、
そんな曲。

あなたの心に、届くように
響くように
心を込めて歌います。

よろしくお願いします!

2013年12月11日水曜日

誰だってきっとそうさ

この間の日曜の朝、すごく辛くて苦しくて悲しい夢を見た。

思い出すたびに心も身体もどこかズキズキするから、そっと忘れてしまおうと思ったのだけれど
何日経っても忘れられなくて
でも日を追うごとに、感触や生々しさは確実に薄れてきていて

きっと、この夢から覚めた時の途方もない絶望感や、痛み、苦しみ、悲しみとか
泣きながら目覚めて、夢の余韻がとてもとても辛くて、今も思い出しながら泣きそうになっていることとか

もっと時間が経てば消えゆくかもしれないけれど、
だからこそ敢えてここに書き残しておこうと思った。
なので、書いてみる。

多少グロい。ので、そういうのが無理な人は、読まない方がよいかもしれないです。。



***


なんの変哲もない、ある日のこと。

その日私は
私の両親・婚約者との顔合わせを済ませて、世間話をしていた。

(婚約者が誰だったのかは、よくわからない。靄がかかったみたいにぼやけていたので、顔はハッキリわからなかった。)


うれしいことに
うちの両親と、これから私の夫になるその男性は、とても仲良くなって打ち解けたようで
楽しそうに談笑していて、私もにこにこ嬉しそうにしていたと思う。


そこから場面が一転する。


とても具合が悪くなった私は
吐き気が抑えられなくなって、婚約者と一緒に病院へ向かった。
頭はがんがんするし、口の中で異様な味がしている。苦いような、気持ちの悪い感覚。

検査を終えた私に、医師が告げる。


「舌の癌ですね。」


特に抑揚もなく、ニュースキャスターが原稿を読むかのような感じで、表情ひとつ変えずにその医師は言った。


この人は、何を言っているの?

「進行は進んでいますが、まだ転移はしていないと思います。命にはそこまで関わらないでしょう」

癌、がんって、言った?

「ただ、腫瘍のせいで舌が溶解する可能性があります。
まあ日常生活に多少支障は出るかも知れませんが、重篤な症状にはならないはずです。喋るのに影響が出るだけで」

喋るのには、話すのには影響が出るの?
私はもう歌えないの?

歌えないの?


「別にいいでしょう、歌えなくたって。なんなら喋れなくたって。

死ぬわけじゃないんだから」




そう言われた瞬間、私の舌が溶けて、真ん中に大きな穴がひとつ、空いた。
口の中に血だまりが出来て、膿みたいなものが溢れて、泣き叫ぶ私の隣に


さっきまで婚約者として、
隣にいたはずのあの人は

いただろうか?
手をつないでいてくれていただろうか?

隣にいてくれたとして、
彼は、どんな顔をしていただろうか?



***




ここで、目が覚めた。




何度も言うけれど、夢の中の話です。
でも、あまりにも辛くて、
痛くて、怖くて、苦しくて悲しくて
目が覚めた時に、泣いていて。


でね、

もし私が
この手に何も持たなくなって
むしろ、誰かの負担にしかならないような、そんな意味のない存在になってしまったとして

それでも
すべてを受け入れて、手をつないで、隣にいてくれる人なんて
果たして、いるんだろうか?
きっといないよ。
だって、圧倒的に孤独だから。



って、思ってね。

そして、誰だってきっとそうなんじゃないかと、思ったわけです。

誰もが皆、
何も持たなくなった自分が、圧倒的に孤独になること を
恐れているんじゃないかなあと。


なんか、よくわかんなくなっちゃったけど、
とにかく、そんな夢を見てしまった。



きっと冬で、12月で、冬だからだ。
一年で一番孤独を感じる日が、じわじわとそこまで迫っているからだ。

その日が私に齎す孤独感は、圧倒的で、抗えないもので
それは絶望に等しい程の、意味を持つ。


こんな孤独感と闘う毎日を、どうにかして言葉にして、音にして、吐き出して、かたちにしてゆく。
それが私の一生なのだと思う。

けれどね、

それは、誰かを傷つけるためにしていることじゃなくて
誰かを傷つけたいからしていることじゃなくて

そして私は、不幸だとかつらいと悲しいとか、そんなことを自ら望んでいるわけでも、まったくないんだよって

なんかわかんないけど、今ここに、書いておかなきゃいけない気がした。




あなたは、幸せになるべき人だよ
そろそろ幸せになってくださいよ
あなたが幸せになれないなんて嘘だよ
お前は幸せにならなきゃダメだよ

って
いろんな人が、いろんな言葉で言ってくれることが

とてもうれしくて、とてもかなしい。


一人で生きなきゃって何度も何度も思ったけど、やっぱり、無理だなあって思う。
そして人は、一人では幸せには、なれないから。


誰を信じるべきかとか
本当は言いたかったことばとか
本当は誰のことも信じられていないんじゃないか?とか
だけど愛したり愛せたり愛し合ったりとか、出来たらいいのになあ、とか
それって、認め合って受け容れあって許しあって想いやって、手をつないで、抱きしめあうってことだよなあ

とか

考えてたらまた、泣けてきた。





しあわせ、に、なりたいんだよ
本当は。
私だって。

あなただって。



誰だって、きっと、そうさ。

2013年12月1日日曜日

好きなこと 好きなもの 好きな人

空が晴れていて、とても気持ちが良くて
気に入っているコートと、超気に入っているスニーカーを身につけて
気に入っている自分の曲を、めんこい後輩ちゃんたちと一緒に合わせるために
大好きな季節の色に染まった街を、ゆるりと、歩く。

ああ、なんて、しあわせなんだろう。



昨日も昨日で
大好きな人たちと横浜で飲んでいて

八年間お世話になった、行きつけの地元のバーの、元マスター
とてもとてもお世話になった、尊敬する先輩
大好きな友達と、その婚約者の方
いつもの常連さん

話せて、話が聴けて、うれしかった。
詳しいことはここには大っぴらに書かないし
不特定多数の人に無防備に晒して、より多くの人に知ってほしい、という内容のことじゃないから
知ってほしいと思う人たちに、私が、ちゃんと自分の言葉で、声で、話したいなと思うことだから
だから詳しくは書かないけれど

音楽につめこんだ、私の気持ちが
届いて欲しいと思い続けていた人に、そのままの形で、ちゃんと届いていたこと
それが嬉しくて嬉しくて、たくさん泣いてしまった。
たくさん泣いて、たくさん笑った。



一昨日は一昨日で
大好きなバンドのツアーファイナルが、リキッドルームであって

一緒にLOFTに立った後輩たち
この日のために青森から来た、友達
そのバンドがご縁を繋いでくれた、たくさんの友達

いろんな人に会えて、話せて
それがとても、うれしくて
大好きな曲で、泣いて笑って叫んで飛び跳ねて汗でびっしゃびしゃになって

ああ、生きてる
って、思った。



その他にも
師匠ととても深い話をして
話したかったこと、報告、来年の計画、とかとか
喋ってたらまた泣いて

あー、すごく素敵な三連休だった。


たぶん職場の人たちは、
私がこんなに泣いて笑って、頑固でわがままで、弱くて、絶対に譲れないものを持ってる人間だなんてこと
きっと、知らない。

それでいい。
私が望んで、そうしていることだ。




いろんな出逢いを経て、
いろんな曲をつくってうたって、
いろんなことを話して、
いろんなことにふれて、

自分が音楽で、何をしたいのか
音楽を通じて何を伝えたいのか
とてもとても、明確になってきた。
研ぎ澄まされてきた。



私の声を、うたを、音楽を
受け取ってくれた人たちの
こころに、ふれたい。

ちゃんと血が通っている、
温度のある、
やわらかくて、あたたかくて、
時にはつめたくて鋭くて痛くて

そんな音を、届けたいんだ。


ただ、それだけ。




さー、リハだリハだー!
久々の大宮。
いってきます!

2013年11月29日金曜日

うれしいも、ごめんねも

ありがとうも、大好きも、楽しいも、よろしくねも、
伝えたい人がおおすぎて
伝えたいことがおおすぎて

ぜんぶまるごと、みんなのことを、
この腕で抱きしめられたらいいのにって

けれど、この腕じゃ
この手だけじゃ、あまりにも足らなくって 足らな過ぎて

しあわせなのに、しあわせすぎるのに、それを私は返せているのだろうかと考えてしまって
部屋の片隅で、ひとり、涙している。



その昔、まだ私が大学生で
頭の中がお花畑だった頃に
あるバンドのある曲の


"誰もがみんな幸せなら歌なんて生まれないさ"


という一節に対して


「そんなことないよぉ〜、誰もがみんな幸せなら、幸せな歌がたくさん生まれるはずだよぉ〜」

なんて、思っていた時期がある。


バカである。



なめんなよ
と、今の私は思うわけで。

その頃の私を、全力で、往復ビンタの刑に処してやりたい。




哀しみと深く向き合うことができなければ、歌なんて書けないんだよ。

今の私なら迷わずにそう言うし、
だから、今の私なら、そう、胸を張って言える。



何が言いたいかよくわかんなくなってきたけど、
つまり私は今珍しく結構酔っ払っているわけだけれど、


とにかく
ありがとうを伝えたい人がたくさんいて
ごめんねを言わなきゃいけない人も、きっと同じくらいたくさんいて

まだまだまだまだ足りないものだらけだけれど、
死ぬまでにそれをちゃんと、返してゆきたいなと。
私にいろんなこと、ものを与えてくれたすべての人に、ちゃんと返せる人になりたいなと

いや、ならなくちゃいけないな、と

音でちゃんと、返せるように。



そう思ったのでした。




歌う理由なんてありすぎるし
同時に、本当は理由なんてないことだって、実はわかっているし

だからこそ、
泣いて笑って息をして生きて
奏でて、鳴らして、叫んで、歌ったその先で交わることができた誰かの

その人の、こころの、とてもとても深い場所に、ふれたいのです。私は。
さわりたいんだ。
ちゃんと、温度を感じたい。



だから歌いたい。
だから伝えたい。
だから話したい。

だから、伝えて欲しいし話して欲しい。一方通行じゃなしに。

ふれあいたい。




そういう、こと。




支離滅裂〜(・ω・)

2013年11月26日火曜日

すべては冬の所為

自分は圧倒的に孤独だという事実
自分は圧倒的に誰とも交わることが出来ないという事実

そんな事実に直面した夜を

切り裂いて歌うには、この身体は無力で無力で無力過ぎる。



私に一体何が出来ただろうか

あの時のあなたに
あの時の私に
あの時のあの人に
あの時の君に


愛していると伝えたら、何かが違っていただろうか
愛されていると確信出来たら、もっともっと違っただろうか


笑って、笑って、泣いて、笑えただろうか




そんなくだらないことばかりを、考えている。


すべては冬の所為だ。


2013年11月25日月曜日

あのアルバムの一曲目

スピッツがこんなにも
こんなにも、聴きたくなるということは

つまりは、そういうことなんだなあ


そんな日曜の夜。

2013年11月20日水曜日

26歳

腹を割って話せる大事な友人と半年振りに会って、いろいろ話してきました。

出逢ったのは約二年前、
私が上京してからだけれど
もともとの地元が一緒なので、都会のどまんなかで、方言でたくさん話した。

や~、めっっちゃラクだったわ~笑。

標準語で話すのがしんどい訳じゃないんだけど、
地元の言葉で話せるって、こう、なんか独特の解放感があるんだよね。



その人は、数年前まで楽器屋の店員さんをしてて

とあるプロのバンドのメンバーさんに頼まれて、
大型フェスで楽器のセッティングをしたり
サポートという立場ではあるけども、
渋谷La.mamaとかgee-ge.に立ったことのある人。

出逢ってばかりの頃、
楽器についてだけじゃなく、いろんなことを教えてもらった。

バンドとは、どうあるべきか。
楽器隊の心持ちは、どうあるべきか。
それを受けて、
ヴォーカリストは、どうあるべきか。

私の音楽に関する悩みを、どう超えていくべきか。
良いヴォーカリストとは、どんなものか。



歌の師匠以外の人で

「あなたの歌はすごい。
 いい歌い手だと思う。
 だから、もっともっとレベルの高い人たちと一緒に、あなたの音楽を演っていいんだよ。」

って、そうハッキリと断言してくれた、初めての人でもある。

初めてオリジナルでライヴをした、その日一回だけなのにね。
私のライヴを観てくれたのは。


音に迷ったとき、燻ったとき、
音楽だけじゃなく、私の家のゴタゴタでボロッボロだったとき

どぎつい一言をもらって、バッキバキに心をへし折られたこともあるけれど
そのおかげで、だいぶタフになれた、という。
兄貴みたいな。ほんと、家族みたいな。
そんな友達。

誇張表現じゃなくてね、
彼と出逢ってから、私を取り巻く音楽的環境が、急激に変わったのですよ。良い方向に。



でね。出逢った当時、
私は24歳になって、一ヶ月。
彼は27歳になる、数週間前、で。

26歳の彼は、とある一大決心をして、それを行動に移したのでした。
人生の大決断をした。
彼が、26歳の時の話。


いま、私は、
あと1ヶ月と少しで、26歳になる。



26歳。
すごくね、人生のターニングポイントになる、時期だと思うのね。

自分の生き方はこれでいいのか。
どんなふうに生きたいのか。
どんなふうに死にたいのか。

綺麗事だけじゃ、生きてゆけない。
それを、身に沁みて理解して実感した上で、
じゃあ、それを踏まえて、自分はどうしたいの?って

それを考える時期なんだと、思う。
26歳。
誰しもが。


いま自分が、26歳という年齢に差しかかって
「ああ、あの時きっと、あなたはこういうことを考えてたんだろうなあ」って
それが、すごくすごーく、わかったよ!って。

そう言ったら、
28歳になった彼は、懐かしむように、納得したように笑っていた。



お互い、いい人生を送りたいねって、よく話す。
強く生きようね、と。
お互い家庭環境がいろいろ複雑で、その中で育ってるから、きっとそう思うんだろうな。

ほんと、いろいろあるけども
彼も私も、

お互いを大事にしたいと思える、心の底から愛せる相手を見つけて
お互い、いい家庭を築いて
自分の愛する人に、ちゃんと、愛されて
ほんで、笑って死ねたらいいなって思う。

幸せになってほしいなあって、心の底から思う。

自分と一緒に幸せになってほしい、じゃなくて
自分が幸せにしたい!でもなくて
彼に幸せにしてほしい!でもなくて
つまり、彼に恋愛感情を抱いてる訳では、ひとつもなくって

お互い、それぞれ
自分のことを愛してくれる人を、ちゃんと見つけて
お互い幸せになろうぜ!的な。

友人であり兄貴であり、家族であるような。
そんな人。
不思議な距離感の人やなあと、改めて笑。


なんか長々と書いてしまった。

「めっちゃいい笑顔してたわ、今。」って。

今日話してて、そう言ってもらえたので
私の音楽人生は、間違った方向に進んではいないんだろうなと思います。
ははは。

俺たち、ソウルメイト!的なね!
鶴か!笑

以上、ただのええ話でした笑。


強く生きよう。
誇り高く生きよう。
その上で、謙虚さと誠実さ、実直さを忘れず、真摯に。


ずっとずっと、うたっていよう。

2013年11月17日日曜日

知らない顔

いま住んでいる土地に越してきて、四年目になる。
ランニングコースはいつも決まっていて、見慣れた景色。
なんだけれど、

今日の夕方、見慣れたはずのその景色が、全く違う色で輝いていた。

Uターン地点で引き返して
左手に広がったのは、
やわらかに沈む夕陽の色。

夕焼けのような燃える赤ではなく
やさしい黄色で輝きながら、夜の青に染まりはじめた空を、光らせていた。
ただの夕刻ではなく、
やさしくて、寂しい、夕暮れ。


四年も住んだ街なのに、知らない顔が、ある。まだまだ。



そんな空を見て
ぼんやりと、考えた。



すべてを捨ててもいいから、
誰に嫌われてもかまわないから、
一人でも、音楽を鳴らそうと。
歌おうと。

そう決めたのではなかったかしら。



一人でも鳴らそう、そこにブレはないけれど
何を手放しても、誰に嫌われてもかまわないと思うのには、まだまだ自分の精神力が追いついていない。


腹を決めて手放した
というか、離れたけれど
そして、それから巡ってきた出逢いやご縁は、素晴らしいものしか、ないけれど

逆なんだな。
素敵な出逢いを重ねれば重ねる程、失うことに対して、臆病になる。


それが良いことなのか悪いことなのかはわからないけれども。
そんなことを、ぼんやり空を観て、考えた。



本当はね、

凹んでる暇も落ち込んでる暇も、無いんだ。人はいつ居なくなるのか、わからないから。
居なくなるのは、私なのか、あの人なのか、あなたなのか
それすらも、わからないから。

歌う。

歌おう。

私たちには、

音楽を生み出して、紐解いて、ふれて、泣いて、つくりあげていく
音楽と出逢って、つくりあげる側にまわって、歌う側に立った

そんな私たちには、
それしか無いから。
それしか、残されていないから。

2013年11月13日水曜日

そのままを受け容れる

そして、
ただそこにある風景を慈しむ

そんな心の余裕がほしい。


ゆるりと眠りたいなあ
生まれ変わったら、猫になりたい。
そんな昼下がり。

2013年10月29日火曜日

誰もが誰の代わりになんてなれない

なんだかんだ眠れないので
ブルー ラグーンの歌詞カードを作るにあたり、撮ったけど使わなかった写真たちをば。



私の痛みは、私だけのものだ
あの人の痛みは、あの人だけのものだ
あなたの痛みは、あなただけのものだ

綺麗事だと嗤われたって仕方がないけれど、でもやっぱり、
自分が生まれてきても良かったって思いたくて、でもそれを認めるにはいくつもの壁があって

むずかしい。



自分のために歌うよ、まずは。
それが出来ないのなら、他に何をやっても中途半端になるだけだ。きっと。

自分の中に流れる血を認めて誇れるようにするためにはそれしかないんだ。笑いたければ笑えばいい、嫌いたければ嫌えばいい、
そうでも言わないと自分が壊れてしまいそうだから
そんな夜もあるんだ、悲しいけれど。


ナイフしか取り出せない自分が情けないから、貫くしか出来ない



それが、情けない。




2013年10月20日日曜日

新曲のはなし。

新曲が出来たのですけれども。
それを、昨日のライヴで演らせていただいたのですけれども。

解説、というより、
心のうねりを書き記すと、こんな感じだよ、という、話。

きっと長いしくどいし、時系列もよくわかんないけど、
そしてきっととても暗いけど、
何かの暇潰しや、肥やしにしてもらえるのなら、目を通していただけましたら。これ幸い、です。

と同時に、ちょっとだけ自分のこころを軽くしたいっていう、ずるい考えもあります。すすす。笑



***


独りぼっちで生きていけたなら、
どんなに楽だろう。

割り切ってしまえばそれでいいのかもしれないけれど
それが出来ないのは、自分自身がその生き方を望んでいないからだ。


悲しい話が多すぎて
苦しい話が多すぎて
これは自分の身近で起きていることなの?って、どこかで信じないようにしてきてて

でもやっぱり、事ある毎にその話を聴かされていて、それを受け止めるのが自分の役割だと思っていたし
それで気が晴れるなら、いくらでもそうしてくれればいいって思っていたし

だから耐えて、耐えて耐えてきたけど
何でもない振りをして、平気な振りをして相槌を打っていたけれど

改めて俯瞰して見たら、全然平気じゃなかったんだなあって
気づかないようにしてきたけれど、やっぱ自分のこころは、ズタズタだったんだなあって
そんなことに、気づいた。

心が悲鳴をあげていたけれど、それを聞かないようにしてきただけだ。聞こえないふりをしてきただけだ。



言霊 という ことばが在るように

ことばには、エネルギーがあるから
例えば愚痴だったりとか、恨み言だったりとか、憎悪にまみれた言葉とか
言っている方は何気なく、無意識のうちに強い言葉を使ってしまうことだって、あると思う。
それ自体は否定しない。腹が立つことだって、吐き出したい時だって、誰にでもある。

でもね
人間は、ことばのゴミ箱ではないから

にこにこしていたり、平気なふりをしていたり、するかもしれないけれど
自分自身が発した言葉を受け止める相手がいる、そんな状況がある以上は

相手が何かしらの影響を受け取っていることを、頭の片隅においておくくらいでいいから、考えてほしいなって
そう思ったんだよなあ

死ねとか殺すとか
(ダイレクトにそう言われたわけじゃないし、私自身に矛先が向いてるわけじゃないけど)

相手を侮蔑するような言葉とか
そんな言葉を聞きたい人なんていないよねえ

そんな言葉の後に、私がいかに出来た人間かとか、立派に育ったとか
そんなこと言われたって嬉しくはないし、取り繕ってるだけなんじゃないかとか、気遣ってるんだろうなとか、思うだけだし

何より私は立派でも何でも無い。
そんな幻想を押し付けられても困る。


とか、考えはじめたら、なんかもう涙が勝手にね。はっは(´ω` )
ああ、日曜の朝から何してんのかなあ、って。思った。




愛ってなんだろう、って
ずっとずっと、長いこと考えてきて

悲しいことも苦しいこともたくさんあったし、私が産まれてこなかったほうが幸せだった人が、きっとたくさんいるだろうなってずっと思ってたし
なんなら今でも思うし

(そしてこれは、「そんなことないよー、私は出会えて良かったと思ってるよー」みたいなことを誰かに言って欲しいが故に書いてる訳じゃないんだ。そんな簡単なことじゃないんだ。そう思って馬鹿にするなら誰か私と入れ替わってくれよ本当に笑。)

歌うことだって、自分で選んでるし
なんなら執着心に近いとも思うし、それは。相思相愛じゃないのに一方的に恋して縋り付いてるような状況かもしれないって思ってるよ。思ってる。そんなこと。いくらでも。


それを独りぼっちで続けていられたらどんなに楽なんだろうって思ったりするけれど
独りぼっちでは誰も生きていけない。


なんかね、要するに
答えなんて知っているし、その答えに近づきたいって思っている自分がいるんだけれど

こんなにも苦しい事実が、自分のまわりにごろごろ転がっていて
そんな状況を目の前にして、どうして
誰かの傍にいられたら良いのに
なんて、思えるのだろう?っていう。


そんなことをずっと考えていて
今も昔も苦しくて悲しくて、そんな日はたぶんずっと続くけれど

自分が思うところを曲にしたのが、新曲です。

ブルー ラグーン

わかる人には、きっと笑われるだろうけど
これ以上の曲名は、いまの私には考えつきませんでした笑。

たぶんね、歌詞って、自分の心の奥底に飼っているものが無意識のうちに出てくるから
暗いことジメジメしたこと後ろ向きなこと、たくさん考えちゃうし書くし歌うんだけど

本当は、深層心理では
私はこう思ってるんだなって
そんなことが浮き彫りになった曲だなと。思っています。


長いな。
長いし、脈略なさすぎて酷いな笑。


今日は雨で
雨で雨で雨なので、
久しぶりに家でゆっくりしようと思います。
たくさん寝よう。
たくさん本を読んで泣こう。



透きとおるほど青い海も、
夜更けが近づくこの街も、
独りぼっちにはさせてくれないから

だから人は
愛を希って、
愛したいと
心の何処かでずっと思い続けて

そうやって、生きていくんだな。


それが叶っても、叶わなくても。

2013年10月6日日曜日

支えるもの

もうこれは、たぶん、
幼い頃からの繰り返しで、癖になってしまっていることなのだけれど

どんなに幸せなことがあっても
どんなに楽しいことがあっても
すべてがどうでもよくなって、消えてしまいたくなる夜が、必ずやってくる。波のように。
時折それは、昼のひかりさえも、侵食する。


自分は幸せな日々を送っていると、何も疑わずに生きてきて
途中、ひずみのような、ゆがみのような違和感に気づいて、それに苦しめられて、諦めて

人間形成がとうの昔に終わってしまったような、そんなタイミングで
幸せだったと信じていたそれが、すべて虚像であったと識る

そんな経験をしているから、きっと無意識のうちに自分で自分を護ろうとしているんだと思う。
25年かけて培ってきたものを、根底から覆される、苦しさ。



苦しくて仕方が無いから、
曲で、歌詞で、声で、歌で
それらを吐き出すために、音楽を生み出している。そんなふうにして生まれたものが、とても多い。私の曲たちは。

だから、「どうやったら曲が書けるの?」という問いをいただくことがしばしばあるのだけれど、
この問いに答えるのは、とても難しいのですな。ほんとに。


自分がこの世で一番不幸だなんて、そんなおこがましいこと、思っていないけれど
すべて充足した、楽しいだけの人生を送っている人なんて誰もいないんだって、わかっているけれど

どうしようもなく涙が止まらなくなる夜が、必ず訪れます。
それが、苦しい。
しんどいなあ。


それを歌にしているから、なんとか呼吸を続けていられるけれど
結局それが何になるの?って、誰かが囁いて
それに抗える術なんてなくて
全部無駄なのかなって思ったりして
もう全部、やめちゃおうかなって
思う時が、ある。



けれど、
私の持つ弱さとか苦しさとか、それって、全部自分の曲に反映されていて
その曲を聴いてくれた人が

「他の誰にもないあなたの魅力は、その"弱さ"だと思うよ」

って言ってくれて。

尊敬しているプレイヤーである友人が、「自分はVo.のことは全然わからないけど、あなたの歌はすごいと思う。もっともっと上手い、良いプレイヤーと一緒にやっていい」って言ってくれて。

世界観がすごくいいねって言ってくれる人も、ありがたいことに、たくさんいてくださって
私の曲を聴いて、「うちで歌って」って呼んでくれた、カフェのマスターさんとか
また一緒に対バン出来て嬉しいって言ってくれる、音楽仲間もたくさんいて

そういう、ひとりひとりに、支えられて生きているなあって
心底、そう思います。

だから歌える。
だから、生きていられる。



一人じゃ、歌なんてうたえない。


ひとりきりじゃ、
何にもできないや。

2013年10月3日木曜日

愛を希う強さがあれば僕はまだ変われるだろうか?

愛されたい

そう思えることは、
そう願えることは、
弱さではなく、強さだと思う。


良い部分だけを享受して、やさしくされて、甘やかされて、ただふわふわ好い思いだけが出来る
愛されるとは、そういうことではないから。

傷付いて傷付けて傷つけられて傷つけあって、それぞれが背負っている、重いもの暗いもの隠したいもの
それを理解しようと努力したり、受け容れたりする

そういう闇にふれることも含まなければ、それは愛ではない。

だから、
愛されたいって
本当の意味でそう思える人は
実は強い人なんだよ。


僕はまだ、変われるだろうか?

2013年10月1日火曜日

誰の声が聴きたいのか
わからなくなる夜が、時折、訪れる。


おんがくが好きだけれど
今更書く必要なんて無いくらい、
文字にすると却って嘘っぽくなるくらい、好きだけれど

こんな夜は、

もしかしたら自分が一番好きな音は
"静寂"なんじゃないか?

なんて、思う。



誰の声が聴きたいのか
わからなくなる、そんな夜に
誰かの、そんな夜に


選んでもらうことが出来るような
そんな声でありたいなと
そんな声の持ち主で、ありたいと

私が、
私の声が、

誰かにとって、
そうで在ったらいいのに、と


ただただ、
そう、思う。

2013年9月15日日曜日

心の、ほんの片隅に

恨むでも、嫌うでもなく
かといって好意も慕情もなく
だけれど、忘れるわけでもなく

時々ふっと思い出して、
ああ、元気で生きててくれてたら、それでいいなあって

そう思える人がいる
そんな人生も、悪くはないなと
最近、すごく思うようになりました。


いまの自分に辿り着いて
揺るがないものが自分の中にちゃんと出来て、それでいて選ぶことも捨てることも前より上手に出来るようになって

それを経て、いま、
自分の傍や、近くや、まわりに居てくれる人たち
大事な人たち、もっと仲良くなりたい人たち、自分の世界や視野を広げてくれる人たち

そう思える人たちに出逢えたのは、
きっと、かつて出逢ってくれた人たちのおかげであること。
いまは途切れてしまっても、繋がりがなくなってしまっても、

忘れたり忘れられたり、反発しあったり、嫌ったり嫌われたり、いろいろあるけれど
すべては、今まで生きて来た中での出逢いおかげなんだって。
誰が欠けていても、今の自分はここにはいないんだって。
そう思うから。


すんごくね、良いことも悪いことも、いろんなことを言いたいなあって思う時があったし
話したいことならいくらでもあって、溢れて止まらないなって思ってた時期もあったけど

結局、伝えられなくて後悔しているのは、ありったけの感謝で、ありがとうで。
だからこそ、なんだかんだで辿り着く結論は「ありがとう」なんだなあって
思うんだよなあ。


そんな気持ちを、淡い青の空を見るたびに、思い出す。



今日も、
関わってくれるすべての人へ、
ありがとうを。

いま近くにいて支えてくれる人たちを、大事にしたいなあ
毎日がきらきらしています。とてもとても、素敵です。


さ、明後日はいよいよLUNKHEADの新譜リリース日!
スピッツのディスクレヴューも、そのうち書きたい。ちゃんと。
一曲一曲が、やわらかくてせつなくて、ピリッとしてて綺麗で、泣きたくなります。『小さな生き物』は、そんなアルバムだ。

2013年9月9日月曜日

背中合わせ 隣り合わせ

天国から地獄へ、という考え方は、やめようと思う。

良いことも、悪いことも、平等に存在していた。
順番が順番だったから、
悪いことが尾を引いているだけだ。
それだけなんだ。

そんな日曜日が終わった。


お昼。ぬるい曇り空。
ギターと向き合う。
すごく楽しくて、しあわせな時間でした。
自分の望んだ通りの音が、自分の楽器から鳴ると、
こんなにも楽しくてうれしいんだ、って。
そう実感出来た日。


しあわせだなあ、と
心から思える時間があっただけで、きっと今日は好い日なんだ。
ほんとうは。
それをすぐに忘れてしまう。



最近、いろいろなことを考えている。
ただでさえ考えすぎな性分のくせに、
それはもういろいろと、考えている。
だから眠れない。

愛すること、愛されること、
必要とされずに生き続けること、
いずれは誰もが死ぬこと。
死に場所も死に方も、自分では選べないこと。
自らが結末を望んで、それを選ばなければ。

かといって、それを選ぶことが美徳だとか
勇敢だとか、覚悟があるだなんて、
私にはどうしても、微塵もそんなふうには思えないってこと。
ただ、それを選ぶ人のことを責められはしないということ。

かつて経験したことのない、
けれども自然の摂理であることは間違いの無い、その掟に
否が応でも触れなくてはならない、そんな立場になってしまったこと。

そして、それは私が想像していたよりも
遥かにくっきりとした輪郭でもって、突如その姿を現したということ。



逃げる人間が、大嫌いだ。
コミュニケーションというものが一番重要な場面で、
それを放棄する人間が大嫌いだ。

遮断して遮断して遮断して生きていって、
最期の最期で後悔するのは自分なのに。
どうして気づかないんだろう。
どうして、気づけないんだろう。


そんな気持ちを抱えて生きています。
楽しみなことはたくさんあります。

明後日には、スピッツの3年ぶりのニューアルバムが手元に届く。
来週の火曜には、LUNKHEADのニューアルバムが届く。

大好きな人たちに会える。
大好きな人たちの音に触れることが出来る。
それだけできっと、じゅうぶんなのかもしれないね。
ほんとうはね。


人間が極限の状態に追い込まれて
悩んで悩んで考えて考えていくと
音楽を聴いている気力どころか、
何かを食べるという行為にさえ拒否反応をおぼえる。
食べたもの全部、吐いてしまいたくなる時がある。
それだけ、受け入れたくないようなことが起こってしまったときには。


それでも、

私は今日も音楽に救われました。

土砂降りの雨の中、LUNKHEADの「ガラス玉」を聴いて涙しました。
西武線の黄色い電車の中で、LOST IN TIMEの「列車」を聴きました。


私みたく、音楽でご飯を食べているわけじゃないのに
音楽に携わっていたくて、必死で、そりゃもう必死で、
好きなのは勿論当たり前だし大前提なんだけれど
音楽に置いていかれないように、必死で必死で、
なんなら縋りつくかのようにして、
うたっていたいと願う人間は
音を鳴らしていたいと願う人間は

商業的価値は皆無だろうし
まわりから笑われたり呆れられたりすることなんてざらだし
プロでもなんでもないくせに、なんて聞き飽きたし
口に出さずとも思ってる人がいることなんて、百も承知なのだけれど

やっぱり音楽にふれていたいんだ

って、今日、思いました。



夕方、土砂降りの雨の中
アコースティックギターを背負ってて
タクシーに乗って

そのタクシーの中では、
何かのジャズバンドのライヴ音源が流れていた。


タクシーの運転手さんに、
「今日は演奏会ですか?」って訊かれて、違うんですよーって言って
でも、車中に溢れるジャズの音がずっと気になっていたから


音楽、お好きなんですか?
あ、ごめんなさい。
車の中で、ずっとジャズが流れてたから…
気になっちゃって。


って。訊いたの。運転手さんに。

そしたら彼は、にこーって笑って



「僕、音楽そんなに詳しくないんですよ。
 誰が演奏してーとか、誰が歌っててーとか。
 全然わからない。

 だけど、流れていたら、うれしくなっちゃう。
 とーっても。
 しあわせー!って、なります。

 音楽って、そういうものでしょう?」



って。

そう、言っていた。


最後、車を降りるときに、これまた笑顔で

「音楽、がんばってね」

って言われて。


自分なりに、にこーって笑って
ありがとうございます!って、返したつもりだったのだけれど


本当は、その場にうずくまって泣いてしまいたいほど

彼の何気ない一言ひとことに、
ひどく心をゆさぶられて

心の奥底に溜まって、渦巻いていた、
ドロドロになった黒い気持ちを、浄化してもらったのです。
救われた。とても。
そして、
さりげなく肯定してもらって
さりげなく背中を押してもらったような

そんな気持ちになりました。





まだ大声で泣くことは出来ないけれど
泣かなくてすむなら、それが一番いいんだと思う。
けれども、か細くなってゆく生命力を目の当たりにしてしまって
無理矢理にでもその灯を燃やし続けているようにも見えてしまって

ただただ生きる、それだけのことは
はたして、すべての万人に対して等しく幸せなことである、だなんて
そんな風に断言出来るのだろうかと、考え込んでしまった。

答えなんて知らないし、答えなんて知っているんだ。


だから私は、
誰に嫌われようと、
誰かに馬鹿にされ続けようと、
音楽と背中合わせでいたい。
音楽と隣り合わせでいたい。

呼吸をすることが、同時に、
死へ向かって歩みを進めていくということを、意味するように。





ねむくなってきた。ようやく。

ねむろう。

あしたも音楽のために時間を割こう。


来月、渋谷でうたえるといいなあ

いや、うたうんだ。
かならず。
うたいきってみせる。



絶対に響かせてやる。
絶対に届けてやる。
だからきっとだいじょうぶだよって。
そう、思いたい。

2013年9月2日月曜日

夏が終わる

暦の上では、だけれども。
まだまだ東京は暑いです。。

でも最近、すこしずつ涼しくなってきているなあと感じる。
とくに夜。暑さがやわらいできたなー。外を歩いていて、ふんわり心地よい気温になったと思います。


そんなこんなで八月が終わった。
今年の八月は、夢みたいな出来事しか起こらなかったなーと。
うれしいこと、たくさんでした。
音楽的に、大変充実したのよん。

まずは、先に書いた、LUNKHEAD主催の「灼熱のみかん祭」&「真夜中の冷凍みかん祭」。
8/9、夜通しで。
9/18発売の新譜『メメントモリ』全曲披露、聴きたい曲への投票を募って上位曲を演奏するレア曲祭。
残業で遅れたのは悔やまれるところですが、とにかくレア曲祭がね!ふるえたね!
朔日、この剣斬れる、消えたプレヤード、星の欠片、恋をしている、鼻歌とサイドアウェイ、すべて、ハイライト、魚の歌、クローバー、海月、
順不同だけど(笑)聴けて嬉しかったなあ。幸せすぎた。。

からの、コピーバンドコンテストですよ。よ。
やー、新宿LOFTに立てて、LUNKHEADの皆様の前でカヴァーを歌えて、そして優勝までいただけて。
友達もたくさん出来たし、メンバーの皆様ともたくさん話せたし、
ランク好きな後輩と、このためだけにバンドを組めたことも、何から何までしあわせでした。至福。

LUNKHEAD、今月、新譜が出ます。
そのPVが9/1に公開になりました。
鳥肌ものですのよ。


斬れ味、すごい。
鋭くて焦燥感があって生々しくって、その中で、誰かを愛すること、生きることへの渇望もある。ランクの真骨頂な感じがします。
ああ、すきだ。

好きな音楽も好きなバンドも、よく聴くバンドもそれなりにあるけれど、
生身の人間が闘っている、いきている、そんな生々しさをダイレクトに感じられるのはLUNKHEADだなあって。思います。
ダメだ、止まらない。ランクの曲を肴にして飲みたい。笑


そして、音楽関連では、もうひとつ。
8/25、渋谷La.mama。
プロのミュージシャンの方々にバックバンドをお願いしてのライヴでした。
自分の曲をバンド形態で演るのが久しぶりでね、とても嬉しかった。

プロのプロたる所以を、肌で感じさせていただきました。すごく幸せな時間をいただいた。
自分の曲が、こんなにもポテンシャルを持っていたんだなあと気づかされたよ。皆様の、演奏テクニックとアレンジの素晴らしさ。鳥肌が止まらなかったなあ。

Gt.しんしんさん、Key.亮平さん、Ba.俊さん、Dr.アチョーさん、
対バンしてくださった皆様、
来てくださった皆様、
ラママのスタッフの皆様、
そして主催してくださったマサさん、ありがとうございました!

また、みなさんとご一緒したいです。自分を磨いて、研ぎ澄ましてゆこう。


そして、ふたつのライヴの間に、LUNKHEAD小高さんの路上ライヴがあったり。
友達のライヴを観に、下北沢GARAGEに行ったり。
みかん祭、友達のライヴ、おだかさん路上で友達がたくさん出来て、みなさんが25日のラママに来てくれたり。

音楽は人を繋ぐなあと。
実感した八月でした。
ああ、新曲つくりたい。歌詞を書きたい。そわそわ。


そして、きのう。
コピバンコンテストで対バンしたnaoちゃんと、昼から飲みました。しーあーわーせー゚+。゚(・∀・)゚。+゚
前から気になってたカフェでごはん食べて、カラオケ行って、夜も飲んで笑。

ナイス休日。ナイスごはん。
写真がそれですの。うふふ。

音楽で繋がったご縁を、大事に大事にしてゆきたいなあ。
今度は、自分の曲が、誰かと誰かを繋いでくれたらいいなあ。

まだまだ、頑張りますよ!


2013年8月10日土曜日

願い続けて想い続けて

そして、歌い続ける。


最近あまりブログを書いていなかったのですが、その間にも、まぁ〜いろんなことがありまして

七月はライヴもボイトレも何もなく仕事に殺されていて、肉体的にも精神的にも廃人と化していたり
でもその中で、遂にやっと、御茶ノ水でアコースティックギターを購入したり
八月下旬のライヴが本決まりして、バタバタ動き出したり
そんな傍ら、自分が所属させていただいたバンドが解散したり(っていうとすごく誤解のある表現だな、私が「もっと音楽やりたいのに!」って一人突っ走った結果です、私の我侭です)

大好きな某バンドさんのコピーバンドコンテスト企画が発表され、Twitterで大学の後輩と「出ちゃう?!w」って勢いで急遽バンド組んで、応募したら予選通って、
そして昨日、新宿LOFTで歌わせていただいて、楽屋にも通していただいて、
メンバーの皆様とたくさんお話させていただいて、対バンの方々とも仲良くさせていただいて、お友達もたくさん増えて、何より主催者のバンドさんのライヴが素晴らしく素敵で、
それだけで、しあわせ過ぎて苦しいよう、もはやテンション上がりすぎて吐くううひゃっほーい!みたいな可笑しな感じだったのに
なんと、コピバンコンテストで優勝させていただいて

なんか、え、これは、夢ですか?
と、未だに思っています。
でも夢じゃないです。
う、うれしい…!

そのバンドさんというのが、
なんか今まで特に深い意味もなくふんわり伏せて?いたのですが
(ご本人様に何かの拍子に観られたら恥ずかしかったからです、はい)

LUNKHEAD、の、皆様でして。
私の人生を語る上で絶対に外せないバンドさん。

事あるごとにいろんなところ、いろんな人に書いたり喋ったりしているから、またその話かよと思われるかもしれないけれど

25歳までの私の人生の中で、冗談抜きで一番しんどかった時期に
ずっとずっと支え続けてくださったのが、ランクの音楽で
これ、今だから笑い話みたいに言えるけど、毎日毎日本気で死のうって思って辛くて辛くて仕方のなかった二、三年の月日を、どうにかこうにか乗り越えて来れたのは、
ランクの音楽があるから、なのです。

私はわりと音楽に関しては雑食で、というか下手すりゃミーハーで
幼少時代から聴き続けてきて自分の音楽的ルーツになったバンドは、いわゆる邦楽の大御所バンドさんだったりするし
女性ヴォーカルの一番の憧れは、(日本ではわりとマイナーな)アメリカのバンドだったりするのだけれど

この人たちの音楽が無ければ死んでた
この人たちの音楽に出逢えなけければ、歌い続けていられなかった
心の底からそう思う、自分の人生に多大に影響を与えた、もはや好きすぎて自分の一部みたくなっている
そんな特別なバンドは、やっぱりLUNKHEAD以外にいないのです。

そんな特別すぎるバンドの皆様と
直接会って、ありがとうをたくさん伝えられて
LOFTのステージにあがるチャンスを与えていただいて
それだけじゃなく、ふつーのお話も、真面目な音楽トークも、たくさんたくさんさせていただいて
ライヴや歌についても、講評していただいて

そして、優勝までさせていただいて
なんか、もう、
いまさら、泣けてきました。

思いがあふれすぎてどうしようもないから、ブログには今日のところはこれ以上あんまり書かないけれど笑、


大学時代からずっとランクのコピバン組みたくて
ランクのことを話しながら飲める友達がたくさん欲しくて
メンバーの皆様にも、いつかお会いして話せたらなあとか
特に、歌詞については小高さんにたくさん訊いてみたいなあ
メンバーの皆様と、お酒呑みながら音楽について話せるくらいちゃんとした歌をうたえる人間になりたいなあって

いろいろ、想い続けてきて
泣きたくなったり逃げたくなったりしたこともたくさんあったけど
でも帰り着く、たどり着く先は音楽で
うまくいかない日も、冴えない日も、泣きたい日も、消えたい日も、
音楽と向き合って、うたってきた、

それが、ひとつの形として、ちゃんと結果になったなって
実感出来ました。
そんな夜でした。


フラワーカンパニーズの「深夜高速」って曲に

生きててよかった 生きててよかった
生きててよかった そんな夜を探してる

って歌詞があって
その曲を初めて聴いた当時の私は大学二年生で

そんな夜なんてどこにもねえよ、
でもそんな夜を本当は誰よりも望んでいて、誰よりも手にしたくて、
そんな夜をずっと探してきたし、これからも探し続けるんだろうな

って、思ってて。


ああ、そんな夜は、
私が探し続けてきた夜は、ここにあったんだ

そんなことを、
昨日の夜、おもいました。


触れたいこと、書き残しておきたいこと、ありすぎてよくわかんないので
人目に触れるところに書くのは、これくらいにして。


やっぱ、私のすべてを肯定してくれるものは、音楽以外にないんだなって
おもいました。



ふあー。

本番二日前に喉がおかしくなって。え、LOFT立つのに?!このタイミングで?!みたいな。
普段ライヴ前は大体喉も心も万全の状態なのに、やはりLOFTには魔物が棲んでるんだ…!なんて不安になったので
今まで絶対手を出さなかった、喉に効く漢方を初めて飲んだのですが
(そして結局喉の調子は70%くらいにしか快復しなかった…)

たぶん、そのせいで、いま、猛烈におなかがゆるいです…

そして、緊張がとけたせいか、喉が喉としての役割を果たしてくれていません。鼻歌程度ですら高音出なさすぎてドン引きする。


8/25にライヴがあるので、それまでにはね。全快させたいよね。
自分の曲をうたう、ということについて、改めてちゃんと向き合って腹を決めていこうと思います。
聴いてくれる人に、とどくように。



なっっっっがいね!

歌も、ギターも、鍵盤も、
曲をつくることも、
もっともっと頑張ろうって。
そう思いました。


先輩からの突然の召集命令に付き合ってくれた、りんご畑のかわいい後輩のふたり
LOFTまでの道程をつくって手を差し伸べてくださった、LUNKHEADの小高さん、山下さん、合田さん、桜井さん
対バンしてくださった、ビデ、みかん戦隊MASKHEAD、naoちゃん、Ni-Hi-Fiveの皆様
耳を傾けてくださった、LUNKHEADのファンの皆様
当日は勿論、企画参加の段階からご対応を丁寧に、親切にしてくださった直球のスタッフ陣の皆様
(きのこさんと喋れた!とコッソリよろこんでおりました)
バンドマンの聖地・憧れの新宿LOFTのスタッフの皆様
(一方的に存じ上げている、樋口さんはどなたなのかしら…とコッソリ探しておりました)
素敵なDJで楽しませてくださり、Twitterで素敵なお言葉をくださってフォローまでしてくださったDJ TAKAOさん
コンテスト後、おめでとうって声をかけてくださったランクファンの方々
デートの時間を割いて(笑)新宿LOFTまで私のアコギを持ってきてくれた、バンド仲間のだいちゃん
深夜にも関わらず「今から出番ですパワー送ってください!」ってメールしたらバリバリのノリノリテンションでメール返してくれた、歌の師匠のマサさん
そして、出番前にTwitterやLINEやメールをくださった友人の皆様

本当に本当に、ありがとうございました!
…書き忘れてる人いないかな?だいじょぶかな?(・ω・)


こういう、ライヴで歌わせていただく機会を経るたびに
たくさんの方に支えていただいていることを実感します。
そして、感謝しなくてはならない方々が増えていくことに、喜びと責任感をおぼえます。
もっといい歌うたいたい!

うたうおーえる、ですが
どんだけでかい口たたいても、いい気になっても、私の本職は今のところおーえる、ですが
音楽にかける気持ちは、ちゃんと持っています。
だって音楽なきゃ死んでんだもん。
軽々しい気持ちで言ってるつもりはなくて、本当にそうなんだもん。

いつか、また新宿LOFTでうたえたらな
その時は、自分の曲でうたえたらな
そしていつか、今度は自分の曲でLUNKHEADの皆様とつながれたらな

って、思います。
だから頑張るんだ!
だから頑張れるんだ!


メメントモリツアー、楽しみです。
そして自分のライヴも、ギターも、頑張らなくちゃだし楽しみたいなー!

まずは8/25@渋谷La.mamaですね。
このがっさがさの喉を完治させて臨みます。…今夜がボイトレでよかったなあ。ほんとになあ。笑


あー、アドレナリンが出てやっぱりちょっとしか眠れなかったw
掃除して洗濯してギター弾いて、LOFTのために我慢してた半沢直樹を二週分まとめて観ようっとww


本当に、

どうもありがとうううううー!


(優勝のコメントの時にうまく喋れなかったので、今更改めてww)

2013年6月23日日曜日

哀しい歌だけを、歌い続けたいわけじゃない

先週の日曜は、弾き語りライヴでした。カチッとした弾き語りは、人生二回目。
まだまだまだまだだけど、ガッチガチに緊張することはなくなったなあ。慣れましたね。多少はね。

本番前日にいきなり降ってきた新曲を、準備もそこそこに演るという暴挙に出たのですが
(何せ、歌詞が本決まりしたのが本番当日の朝だった)

うん、
いま私が歌いたいことは、
これなんだな
これしか、ないんだな

って。
そういう、叫びというか、衝動というか、そんなものを体現したものになりました。
自分の、分身みたいな、曲です。

この曲を歌いたくって仕方がないんだ!うずうず。

次のライヴも二本決まっているのですが、鍵盤弾き語りではないので
次いつ歌えるんだろう、うずうず、な感じです。

対バンの、
明星 さん
橋本優紀さん
バラダヒロユキさん
ザ・カマガヤーズのみなさん笑

お誘いくださった、
オーナーの今泉さん
スタッフのナギサさん

ありがとうございました。
とってもとっても、楽しかったです!
シガー・ロスを聴きながら食べる焼きそばは、感慨深い味がしました。。笑



そして本日は
大学時代の友人の結婚式に呼んでいただいたので、秋田におりました。
いま、こまちで東京に帰っております。

すごくすごく、素敵な式だった。
すべての時間が、明るさと愛と笑顔にあふれていました。
これまで、たくさん、
彼女の笑顔に、ふとした瞬間救われることがあって。
屈託のないって、彼女のためにある言葉だなあと、あらためて思った。


やっぱ、愛、なんだなと。
そして私に足りないものは、信じる力なんだと。
思ったよ。

逃げずにちゃんと、
誰かを愛したいなあと、
思いました。

変わろう。
変えよう。
ちゃんと、誰かと、
その人の本質と、向き合おう。

ちゃんと深いとこまで識りたいんだ。
解りあうことは出来なくても、認めあって、受け容れあいたいんだ。

相手のことをわかりたいと思うのに、
自分のことをわかって欲しいって思ってしまって、
しかも捻くれていたり照れたりするもんだから、だめなのです。
普段は馬鹿みたいなくらい真っ直ぐだから、余計誤解されるのです。

変わろう。
変わりたい。
変わらなきゃ。


そんなことを思ってしまった
しまった

なんて、フジファブリックですね。


そんな、スーパームーンの夜。




さ、帰ったら音楽の作業が待っ
ている!わくわく!
明日はお休み。
音楽に浸かるよ。



写真は、こないだ出掛けた先で見つけた、綺麗な紫陽花。

雨の日はこの花に、救われる。

2013年6月7日金曜日

それはとても晴れた日で

東京は梅雨入りしました。

…そのはず、なのに、その割には晴れた日が多い気がするなあ。
もしくは、降らないけども、白く煙る空がずっと続いている気がする。

遅ればせながら、
5/26@渋谷ラママ、無事終了いたしました。
初めての弾き語りゆえ課題はたくさん!でしたが、純粋に楽しかったです。
ご来場くださった皆様、普段支えてくださっている皆様、
先生、スタッフの皆様、どうもありがとうございました!

そして気づけば、来週もライヴです。
千葉、初上陸。
詳細は後ほど!


初上陸、って打とうとして、真っ先に「発情」が変換候補に舞い降りる私のiPhone。変態か。

しかし、発情って字面だけ見ると、なんか面白いよね。
エモーショナルですよね。字面だけ見ると。

なんてくだらないことを綴る金曜日の昼休み。
お昼ご飯は、沖縄料理でした。美味。

さ、仕事に戻りまーす!

2013年4月2日火曜日

矛盾

いくつもの矛盾した考えが混在しているのが人間なのだろうけれど、

何かを成し遂げて、何かを遺して、存在理由を自分の手で確立させることが出来なければ生きている意味なんてない って考えと

大事な人は、ただ隣で呼吸をしていてくれさえすれば、もうそれだけでいい って考えと

ふたつの相反する事実が、私の中では同時に存在している。

前者は自分自身に対してで、後者は自分にとっての大事な人に対してだから、決してイコールではないのかもしれないけれど
でも、なんだかもやーんと、してしまうよねえ。

それでもいいのだろうか。
混在していても、いいのだろうか。
私が、人間だから?



なーんて。
昨日仕事終わって家着いたのが22時すぎで、そこから特に何を食べるわけでも飲むわけでもなく
住宅保険の更新書類の記入とかして(ややこい。字細かい。見づらい。)
ストラトさんと戯れて、そのまま寝落ちして、4時に目が覚めた。

そこから、部屋の掃除したりゴミまとめたり、
部屋の壁一面に貼ってある、いろんなバンドのフライヤーを整理したりして。

いままでは、
好きなバンド、聴いたことないバンド、ただフライヤーのデザインが良いから持って帰ったバンド、
いろいろごちゃ混ぜにして、あまり深くは考えずに貼ってたけど

本当に大好きなバンドと、デザイン重視でも最低限それなりに聴いたことがあるバンド、に絞って貼り替えました。
スッキリしたし、前よりもさらに、観ててキュンとする空間になった、気がする。

私の信念とかプライドとか譲れないこととかも、こんなふうに厳選されてゆくのだろうか。
そしたら、この、私の目の前に広がる壁みたいに、私の頭の中もスッキリするのだろうか。
必要なものだけが、キチンとそこにおさまっているような。
そんなふうに。


くだらないプライドを守ってるつもりなどないし
自分がいかに未熟かなんて言われなくてもわかってるから、傲慢にならないように気をつけているつもりだけれど
自分の言葉でうたをうたうには、ブレない芯みたいなものが絶対必要で

そして、今の自分は
これが歌いたい、とか
これしか歌えない、とか
明確化されています。
だから早く新しい曲を形にしたい。




与えられた人生を生きてきた
その中で何かを選んで 掴んできた



結局、現状に至るまでのすべてを選んで決めてきたのは、他の誰でもない自分自身なのだ。
他の誰のせいでもないのだ。
自分の人生は自分で決めるものだし、最終決断を下すにあたっては、他の誰の意志も、それを邪魔する権利などないのだ。
逆に、それを他人のせいになどしてはいけないのだ。

いつかの日に、尊敬している、ある友人がくれた言葉。
本当にそう思う。
だからといって、他人を排除したり見下したり、他人の意見に一切耳を貸さないということではない、ということ。
それも全部ひっくるめて、そうだなあと思う。



ああ、眠さが変に思考のストッパーを外しているな。言葉のソリッド感が無駄に冗長されている気がする。
こんな私もいるのだ、それもまた、真理。

混在する脳を抱える、たった一人の「自分自身」という存在。
それは私だけじゃなくて、あなたも、おなじ。




外は雨。
OLという名の敵と、闘ってきます。
それ即ち、自分と闘うということ。

2013年3月27日水曜日

さりげなく、でも、確実に

たとえそれが、自分に向けられた言葉じゃないって
わかっていたとしても

尊敬する人の、
大好きな人の、
時には 大嫌いな人の、

たった一言に、ひどく救われることって、あるんだよなあ


って、改めて思った。
三月の朝。曇り空。



お仕事、いってきます!

2013年2月14日木曜日

誰かからもらった言葉

自分にとって深い意味を持つ言葉を、
何度も何度も、反芻する。
噛み締める。

あの人からもらった言葉、
あの子からもらった言葉、
あなたからもらった言葉、

そのうち、送り主を忘れていく。
ことも、あるかもしれない。
自分の世界がひろがって、関わってくれる人が増えれば増える程。

けれど、刻み込まれた言葉は消えない。自分を構成する一欠片の細胞になる。
自分の一部になってゆくんだ。


だから、
誰かと出逢い、別れ、それでも生きてゆくこと。
そのなかで様々なものをもらい、与え、自分にとって揺るぎない"何か"を織り上げてゆく。

無駄な出逢いなんて、ないんだ。



そんなことを思った冬の日。


OVERAY、絶賛レコーディング中です。
日々闘っています。
そして楽しんでいます。

3/17(日)に、渋谷La.mamaでライヴをやります。初の3マン、トリです。
こちらの詳細は、後日!
やってやるのだよ!

レコーディングも佳境でございます。
La.mamaのライヴで発売します。
どうぞおいでませ⌒(ё)⌒






しかし、本当に大事な人からもらった、本当に本当に大事な言葉は、

送り主のことも、その時どんな表情をしていたかも、
自分がどんなことを考えていたのか、
空気のいろ、

おぼえてるんだよねえ笑。

ありがとう、みんな。

2013年1月24日木曜日

笑われたっていい

どうしても捨てきれない
どうしても叶えたい
ことが、あるのだ。


年が明けてから、何度も何度も思い返して、思い返す度に確固たるものへと形を為している思いがある。

答えはきっと、ずっと前からわかっていたんだよな。
足りなかったのは勇気と決断力、それだけ。

いつまで生きていられるかなんて、わならない。
だったら後悔しないように進むしかないんだ。


憧れとか理想とか、綺麗なものだけを信じてる夢見てる訳じゃなくて
汚いもの、考え、裏切り、深い地の底、そこから目を背けたい訳でもなくて

そんなことじゃ、なくて。




なんて、強く思った、夜更け。

静寂というノイズの中で。

2013年1月16日水曜日

記憶を重ねてゆくこと

一年前、すごく印象に残る出来事があった日。

それから一年経った今年、その日がまた、素敵な日になる。
大好きな人たちの大好きな音が、この世に産声をあげる日に、なる。

こうして振り返ってみると、
一年なんてあっという間で、
でも、この一年で確かに私は変化を遂げていて。
まわりの人たちも、事柄も環境も、変化を遂げていて。

一年前の鮮やかな記憶は未だ消えず。

けれど、それは確実に過去のものへと姿を変えている。



私はたぶん、人よりも"日付"に関する記憶が濃いのだと思う。

大好きなアルバムが発売された日。
大好きな人たちと出逢った日。
ピアスを空けた日。
函館へ一人旅へ出掛けた日。
初めてレコーディングをした日。
初めて、あのバンドやこのバンドのライヴを観た日。
もしかしたらもっと早くに出逢えていたかもしれない人たちと、入れ違いになっていた日。

などなど。
日付まで克明におぼえている日もあれば、ふんわりの時期でおぼえていることもあり。
(でも多分、その"ふんわり"は他の人からしたら細かい部類なのだと思う)


忘れりゃいいのに、なんか、おぼえていてしまうのね。
無駄なメモリを使っている気がして、なんか悔しくなったり。



ある日付に関する記憶が、年毎に上書きされてゆく感覚って、
うれしいのと、せつないのと、半々です。
それが恋愛と関係していると、殊更せつなさが増したりします。


忘れるって、才能だと思うのよ。

そして、忘れられないのも、才能だと思うのよ。





一年前の出来事を、

あとどれ程の歳月を生き続ければ、
私は忘れられるのでしょう。

2013年1月12日土曜日

融点に達する瞬間を待っている

寂しい、も
せつない、も
雪のようであると、思うのです。

抗うことも出来ないのに
降りしきって、
積もり、重なっていく。

けれど、いつしか、
その降り積もった哀しみは、
解けてゆく。


誰かの、
こころに、
体温に、
声に、
愛に、
ふれた瞬間。


ゆえに、人はいつも春を、待っている。




また綺麗事、御託を並べた幼稚な発言かと。もしかしたら誰かにそう思われているかもしれないけれど。
幼い頃から、綺麗じゃない世界、歪んだ世界、暗い陰りの部分を見せつけられて、その渦中に放り込まれて育ったからこそ。
どいつもこいつも愛だの恋だの希望だの綺麗事ばっか抜かしてんじゃねえよ、なめんな、そう思って生きた時期が長くあるからこそ。

巡りめぐって、
自分と、
私を取り巻く日常と、
向き合ってなお、そう思うのです。

ひとは、愛を背負って、
生きて、
活きて、ゆくのだと。




すべての人に好かれようとか
嫌われないように生きていこうとか
思ったりするけれど、それはやっぱ無理が生じることで。

人間だもの、誰にでも、
合わない人、わかり合えない人、いると思う。それは仕方の無いことで。

けれど、
「この人には、自分のことをちゃんと知ってほしい、認めてほしい」
って思う相手には、知ってもらう努力をしなくちゃならんのだなーと
とても、思います。

ひとりの人と向き合って、自分を知ってもらう、努力。
そして、相手のことも知ろうとする、努力。



それが実現できたら、
寂しさもせつなさも、解けてゆく日は、きっと来るんじゃないかと。
そう、思ったりする。



まだまだ寒い日はつづいていくけれど、
いつか、自分のこころの奥にある凍てついた部分が解けることを。
自分の哀しみを解かしてくれた人が持っている傷を、癒してあげられるようになることを。

そんな明日を期待して、生きてゆく。

融点に達する瞬間を、待っている。

2013年1月3日木曜日

目を背けるなと言われているようだ

逢いたいときに
逢いたい人に
逢えるだなんて。


それが、当たり前に叶っている人もいれば、
それが、一番の贅沢だったりする人もいるわけで。

ずっとこの人と一緒にいたい、という想いから結婚を決意する人、
傍にいることは難しいけれど、相手を支えたい、守りたいから結婚を選択する人、
気づいたら当たり前に隣にいてくれて、自然に結婚に至る人、

いろんな人が、私のまわりには、います。
そのどれもが、素敵なことだなあと、思います。


去年、私のまわりで結婚した人、婚約した人、数えたら結構な人数で。
もちろん、心の底からおめでとうと思っているのだけれど、

自分に置き換えると、溜め息が、出ますな。。笑


いろんなことが難しいし、
いろんなことが壁になっているし、
いろんなことが、

とか、思った。
都内の、自宅マンションにて。


私のアイデンティティはどこにあるのか。
音楽がなきゃ生きていけないけど、それだけじゃやっぱ嫌だなーとも思ったりする。音楽の他にいっさい何もない人生は、不完全だなあと思う。
(いや、完全な人生なんてそもそも存在しないと思うが)

ひとりで闘う強さと、
ひとりで生きることは出来ない、と認める強さと。
どちらも、必要なんだなあ。

そんなことを考えさせられた、今回の帰省でした。
濃かった。。笑